AIR GARMENTS By RYOHEI KAWANISHI×NISHIKAWA SHOKAI

有限会社西川商会(代表: 西川朋宏)は、持続可能性をテーマに、有効活用されてこなかった「使用済みエアバッグ」の新たな活用方法を模索してきました。

この度、鳥取県出身で、ニューヨーク、ロンドンでも活躍してきたファッションデザイナー、川西遼平氏とコラボレーションを行い、およそ3年かけて取り組んできたプロジェクトの第一弾が完成しました。耐久性や防火性に優れたエアバッグをアップサイクルして作られた洋服等の作品の展示、受注会を開催いたします。関係者、一般の方にもご覧頂ける機会をBINGOYA様のサポートで準備させて頂きました。ぜひご参加ください。

- 会場詳細 -

日時:2021年12月18日 12:00 ~ 12月25日 19:30

会場:BINGOYA SUPER SHOP鳥取店 2F

〒680-0905 鳥取県鳥取市賀露町128−1

使用済み自動車の約99%はリサイクル可能と言われている。

廃油、廃液等の処理後、使用可能な部品はリサイクルパーツとして取り外し、残ったボディガラは素材ごとに仕分け、高炉メーカー等へリサイクルされるが、エアバッグやシートは助燃材としてのサイクルで、実際に素材としてのリサイクルはあまりされていない。

約3年前より川西遼平氏とのミーティングを重ね、ファッション業界にも通用するサステナブルなエアバッグの洋服の制作を依頼し、自社で解体した車輌のエアバッグを取り外し、鳥取の縫製工場、株式会社ビックグロウスにてエアバッグの裁断から洋服の製作まですべて鳥取県内で完結する事業の流れを作品化した。

鳥取県内で使用されてきた自動車を、

鳥取の有限会社西川商会がエアバッグを取り外し、

鳥取出身のデザイナー、川西遼平がデザインし、

鳥取のビッググロウス株式会社が裁断・縫製し、

鳥取の株式会社トミサワのLEDラインライトを使用し、

鳥取の有限会社I・T・Tが足場ラックを設営し、

鳥取のBINGOYA SUPER SHOPで展示会をする。

ALL Made In Tottori

有限会社西川商会について

創業1973年、山陰エリア最大の自動車リサイクル事業を行う企業で、年間引取台数は約1万台規模。

役目を終えた自動車からフロン類やオイル等、環境負荷物質の回収や素材ごとの分類で、より付加価値を高めたリサイクル原料化を推進している。また、再利用可能な部品については、自動車中古部品として国内・外へ提供する等、リユース事業にも取組んでいる。

モンゴルのウランバートルとフィリピンのセブにブランチオフィスを構えており、自動車中古部品の輸出コンテナは年間約110本、30の国と地域へ輸出している。主な取引国はU.A.E・フィリピン・ロシア・トリニダードトバゴ等。

これまでに認証取得しているISO14001・9001・27001をベースに、自動車リサイクル事業を通じて循環型社会づくりへ貢献している。

また、SDGs推進に取り組む企業として、今年7月「とっとりSDGsパートナー」に登録された。

川西遼平氏について

株式会社LES SIX代表。元LANDLORD Creative Director(2015-2020)。Parsons School of Design元教授。1987年鳥取県生まれ。2006年、渡英。2011年にロンドン、セントラル・セントマーチンズにて学士号を取得。2013年より拠点をニューヨークに移す。《ユニクロ》の「Tomodachi-Uniqlo」フェローシップによってパーソンズMFA Fashion Design & Societyに入学し、2015年修士号を取得。又同校にて教鞭 をとる。同年《ランドロード》を設立し、クリエイティブ・ディレクターに就任。

2017年よりニューヨークコレクションに公式スケジュールで参加、年2回の発表を行う。同年日本での制作活動の基盤として、《LES SIX》を設立。2017年MoMA「Is Fashion Modern?」展に作品提供。

MOMA(ニューヨーク近代美術館)でファッションの展覧会としては、1944年の“Are Clothes Modern?”以来、74年ぶりの開催となった。日本人としては、コムデギャルソンの川久保玲、ヨウジ ヤマモト、イッセイミヤケ、滝沢直己、Noritaka Tatehana、ソマルタの廣川玉枝ら6人のデザイナーと共に、最年少での作品提供となった。また、同年ニューヨーク市内のMuseum of Art and Designで行われた “fashion after Fashion”展、2015年にExhibition of the yearを獲得した、ストックホルムの”Utopian Bodies”展、ファッションのみならず芸術分野への活動も多岐に行なっている。

2020年LANDLORDのクリエイティブディレクターを退任。活動拠点を日本に移す。

■ビッググロウス株式会社

鳥取市の縫製工場で、中国にパートナー工場があり、中国生産、自社生産、内職生産をしている。

鳥取県八頭町の西条柿から採取した柿渋を使用したマスクや靴下が人気で、

綿から染色する独自製法「トップ染め」で洗濯しても効果が続く商品を自社で生産販売する。

自然由来の柿渋で染色された「かきっこちゃん」ブランドは、抗菌・消臭試験も合格しており、嫌な臭いが移らない靴下「モテモテソックス」や「オーガニック綿の消臭・抗菌マスク」

が人気の商品。自社ECサイトからも購入可能。

web: https://kakikko-chan.com/

Instagram: https://www.instagram.com/kakikko_chan/

■株式会社びんごや(BINGOYA SUPERSHOP)

BINGOYAは鳥取県と島根県に全7店舗で展開する、大型セレクトショップ。

2022年で創業50年を迎える。

服だけではなく、新しいライフスタイル・新しい価値をお客様に提供し続けることを目標に現在7店舗を構え、2011年からweb storeも運営している。

モノ売りの時代からコト売りの時代に変化し、ヒトの手からお客様へモノを繋ぐことを目標に、これからも沢山の人々がファッションを通して笑顔になれるお手伝いをしたいと考えている。

web: https://www.bingoya.net/htt

Instagram: https://www.instagram.com/web_store_bingoya/

■株式会社トミサワ

鳥取県八頭郡で高品質なLED照明を製造・販売する。

今回の展示会で使用されているスタイリッシュなバーライトはすべてオーダーメイドで本工場にて受注生産されている。

軽量な照明なので天井、壁、柱などあらゆる場所でも設置可能で、明るさも調節できるので、間接照明としてだけではなくメイン照明としても使用される。

高品質な国産マスク「極」も製造販売しており国内だけではなく、海外にも輸出され好評を得ている。

web: https://www.fa-tomisawa.com/led/tml/

Instagram: https://www.instagram.com/tomisawa_official/

■有限会社I・T・T

鳥取県内で自社保有する資材のリース・レンタルや、建設現場の仮設足場の施工・解体、クレーン作業を行う企業。

仮設足場やゴンドラを使用せず外壁調査を行うことが出来る外壁赤外線ドローン調査も行っている。

建設時に発生する汚染水の流出を防ぐことができる熱収縮・密着型防水養生シート「クイックラップ」の資材施行・販売・リースも行う。

普段は安心・安全な足場を組む最優先に取り組んでいるが、今回の洋服をかける足場ハンガーラックを製作した事で新しい可能性を見出した。

Web:https://itt.work/

Photo: Kazuki Nishiyama Model: Mamadou
Photo: Kazuki Nishiyama Model: Mamadou
Photo: Kazuki Nishiyama Model: Mamadou
Photo: Kazuki Nishiyama Model: Mamadou
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新聞に掲載されました!エアバッグのアップサイクル  AIR GARMENTS By RYOHEI KAWANISHI×NISHIKAWA SHOKAI:Next